積翠寺温泉「要害」122年の歴史に幕 武田信玄が温泉で産湯 31日閉館 障害者施設として再生 山梨

 18の客室は個室の居住スペースに改装し、グループホームとして県内外から最大18人を受け入れる。山本社長は「障害者が生き生きできる場を提供したい。農作業の手伝いや地域行事への参加など、人口が減る山里に貢献できる。地域活性化の一つのモデルを示せれば」と意欲を示す。

 温泉設備を一般開放するのは難しく、障害者の憩いの場となる。

 「閉館を決めてから、普段の10倍くらいの客が来ている。好んで通ってくださった方も多く、惜しむ声を聞くと本当に心苦しいが…」と山本社長。

 長野県諏訪市から友人と訪れた建築業の安藤剛志さん(39)は、「閉館と聞いて来た。泉質が良く、露天風呂からの眺めもとても気に入っていたので残念だ」と名残を惜しんだ。

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