【下剋上受験の真相】原作者、桜井信一さんインタビュー(下)「ちくしょー 勉強って楽しいじゃねえか」中卒の私を反面教師に(1/3ページ) - 産経ニュース

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下剋上受験の真相

原作者、桜井信一さんインタビュー(下)「ちくしょー 勉強って楽しいじゃねえか」中卒の私を反面教師に

※TBS系金曜ドラマ「下剋上受験」の原作本『下剋上受験-両親は中卒 それでも娘は最難関中学を目指した』(産経新聞出版刊、1512円)のネットでのご購入はこちらへ。

(※1月21日にアップされた記事を再掲載しています)

 阿部サダヲさんと深田恭子さんが夫婦役で話題のTBS系金曜ドラマ「下剋上受験」(金曜午後10時〜)。中卒の父と偏差値41の娘が、進学塾にも行かずに親娘で最難関中学を目指す-という興味深いストーリーは、同名のノンフィクション『下剋上受験-両親は中卒 それでも娘は最難関中学を目指した』(産経新聞出版刊)をもとに作られている。「話が荒唐無稽すぎるのでは」「あの娘さんは今何をしているのか」「私立中の学費はどうするつもりだったのか」…。原作者であり、阿部サダヲさん演じる父親のモデルでもある桜井信一さんがすべてを語った。

--私立の中高一貫校はお金がかかるといわれる。なぜ、私立を目指したのか

 私に対して「中卒家庭で授業料を出せるのか」なんてメールを送ってくる人もいます。ただ、よく考えてみて下さい。私立といっても授業料は月額数万円、年間数十万円です。私の友人なんて、ほぼ同額を車のローンに毎月支払っているようなやつばかりです。決して安くはありませんが、そのぐらいのお金は何かを我慢すれば十分つくれると思います。

--実際に私立の難関中学に行って、どのような点がよかったか

 これはもう一言では言い表せないですね。娘の表情が完全に変わりました。自信に満ちています。「勉強することが苦にならない子」たちの中で過ごせることは、得難い経験だと思っています。

--公立中学、公立高校からでも難関大学に入る子はいる。公立で、いろんなタイプの子にもまれたほうがよいという意見もあるが

 それは考え方の違いですし、この議論はどこまでいっても平行線だと思います。ただ、うちの場合は、放っておいたら高校受験を迎える年になっていたはず。そのとき反抗期を迎えていたらと考えると、親の言うことなんか聞かない。手遅れだったと思う。だから小学校高学年のあの時期に親娘で一緒に将来のことを考えられたことは非常によかったと思います。