政治デスクノート

働き方改革 まず国会、いや民進から始めよ

 ただ、肝心の中身はといえば、要旨と題するだけあって、A4の紙に「◯◯の調査結果について」という大ざっぱな項目名2つと、出席を要求する閣僚名が並べてあるだけ。具体的な内容は記載されていません。

 丁寧に質問通告する議員は、例示となる数字や現状を挙げながら、「見直すべきだと考えるが見解はどうか」「新たなデータの公表はあるのか」など細かな関連質問も知らせるといいますから、あえて詳細な通告はしなかった可能性もあると考えられます。

 通告が遅れれば役所に帰っての答弁調整も遅れますし、閣僚と調整するために厖大な想定問答の準備が必要になります。

 そのあたりを国会に時折呼ばれる特殊法人で答弁を書く担当者に聞いてみると、「いじわるされているんじゃないかと思うときがある。必死にアポを取ってたずねていってもさんざん待たされたり、出直すよう言われたりする」と、憤懣やるかたない表情なのです。

 もちろん、議員側にも、やむにやまれぬ事情で約束通りの時間が取れないこともあるでしょうが、恨み節はさらに続きます。

 「その揚げ句、『(質問は)予算関連だよ』といって、内容を教えてくれない。仕方ないから、その議員がふだん、ウチの関連でどの分野に興味を持っているか、地元や党の集まりで最近どんなあいさつをしたかといった情報を集めて、想定できるかぎりの問答集を作るんだ」というのです。