関西の議論

「なんで、ここなんや!」タワマン住民反発、児童相談所は〝迷惑施設〟か…大阪市の設置計画撤退の裏事情

 大阪市の27年度の相談受付件数は1万4182件で、大半は虐待や知的障害などの相談だ。将来犯罪をする恐れがあったり、実際に犯罪を行ったりした少年に該当する「非行」の相談は604件と全体のわずか4・3%にとどまる。

 とはいえ、平穏に暮らす住民にとっては児相はなじみがない施設なのは事実で、「非行」は一握りにすぎないという事実は認知されにくい。

 津崎理事長は「現状では住宅密集地には設置しないことでしか住民の理解を得られにくい」と話した上で、「世間が児相を正しく理解できるよう行政が発信し続けるしかない」と話している。