関西の議論

ハンカチ持たない20代女子激増、「髪で手を拭く」衝撃証言も…ハンドドライヤー普及で拭かずに乾かすが主流に

 ハンカチは英語のハンカチーフの略。かつてはハンケチとも呼び、明治維新後、欧米から日本に入った。日本では、もともと手ぬぐいが使われていたこともあって、ハンカチが普及したとされる。若い世代では、ふだんハンカチを持ち歩かない人が多くなっているが、ベテラン社員は「日本で1枚も持っていない人はあまりいないだろう」という。

 ハンカチは欧州発祥の文化だが、ベテラン社員は「欧米では日本ほど普及していない」といい、「ハンカチを日常的に使うのは日本だけだろう」と語った。

衛生面も優れもの「ハンドドライヤー」一気に普及

 ところで、多くの女子が、ハンカチを持たない理由として挙げた手を乾かす乾燥機は、いつごろトイレに普及したのだろうか。

 乾燥機は正式には「ハンドドライヤー」と呼ぶ。昭和35年、日本で初めてそのハンドドライヤーを製造した東京エレクトロン(本社・東京都多摩市)によると、バブル時代が始まる昭和60年代に一気に普及したという。58年に風力が強い製品が発売されたことがきっかけだったという。

 同社の井上聖一社長(66)は「急速に乾燥させるため用を足した後の手を簡単に処理でき、衛生面でも優れていたことが人気を呼んだ原因だろう」と分析する。

 ハンドドライヤーは現在、商業施設など人が集まるさまざまな場所に設置されている。また各メーカーが製造しており、風の強弱を調整したりヒーター機能をつけたりしている。

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