インフル警報発令 1週間で学級閉鎖193 埼玉

 県は25日、インフルエンザの流行警報を発令した。前シーズンより9日早い。ここ数年は警報発令から1週間程度で流行のピークを迎えており、県疾病対策課は手洗いやマスクの着用など注意を呼びかけている。

 同課によると、A香港型(H3N2)が流行。県内255カ所の定点医療機関から22日までの1週間で報告された1カ所当たりの患者数が38・51人で前週の20・21人からほぼ倍増し、国の定める警報基準値(30人)を上回った。

 県内の公立学校の学級閉鎖は、22日までの1週間で193学級120校に上り、前週の4学級4校から急増した。

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