衆院予算委員会

民進・細野豪志代表代行「天皇陛下は『国民』か」 衆院予算委のやり取り要旨

 細野氏「天皇陛下は『高齢になると象徴天皇のさまざまな機能、行為をすることができなくなるので、その前に譲位をしたい』とおっしゃっている。恒久的な制度として皇室典範改正という結論を出すべきだ」

 首相「国会の議論の場で天皇陛下のお言葉を引用することは、非常に慎重でなくてはならない。『玉座(ぎょくざ)を胸壁(きょうへき)となす』ことに繋がっていく。(一代限りの)特例法か、典範そのもの(の改正)でいくのかは全く決めていない」

 細野氏「悠仁親王に男のお子さんが生まれなければ、現状では皇位が断絶されてしまう」

 首相「安定的な皇位の継承を維持することは国家の基本に関わる極めて重要な問題だ。慎重かつ丁寧に対応する必要がある。男系継承が古来例外なく維持されてきたことの重みなどを踏まえ、今回の負担軽減等の議論とは切り離し、引き続き検討していきたい」

 細野氏「かつて首相は『男系を維持するため、希望する旧宮家の皇籍復帰、もしくは養子』このやり方をご自身で発表されている。今でもこうした考えを持っているか」

 首相「首相に就任する前の話だが、ひとつの選択肢としてあり得るのでないかと考えていた。同時に制度として考えることは、非常に個別具体的に考えていくことにもつながっていく。それぞれ対象者の方が宮家におられる。譲位の方がおられ、そういう方々の未来が決まっていくことにもつながっていく。そもそも私が申し上げたことについても、対象者すべてから拒否されることもあり得るわけだ。いずれにせよ、安定的な皇位継承について、今は私の考え方を述べることは差し控えさせていただきたい」

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