19年ぶり日本出身横綱

稀勢の里の地元・茨城「郷土の誇り」 龍ケ崎、牛久が市民栄誉賞授与へ

稀勢の里の横綱昇進で多くのお祝いの花が飾られた田子ノ浦部屋=25日午前、東京都江戸川区(撮影・大橋純人)
稀勢の里の横綱昇進で多くのお祝いの花が飾られた田子ノ浦部屋=25日午前、東京都江戸川区(撮影・大橋純人)

 大相撲の大関、稀勢の里(30)=本名・萩原寛、田子ノ浦部屋=の第72代横綱昇進が正式決定した25日、稀勢の里が育った茨城県龍ケ崎市では市職員が「祝 横綱昇進 稀勢の里」と書かれた横断幕を庁舎内に掲げ、万歳三唱で祝った。

 横断幕は横綱昇進が決まり、急いで用意された。稀勢の里の母校、松葉小や長山中など市内計6カ所に設置する予定だ。

 市はこの日午前、稀勢の里に市民栄誉賞を授与することを決定し、中山一生市長は「待ちに待った横綱昇進、心からうれしい。国民を感動させ、喜ばせた活躍は郷土の誇りだ」と報道陣に語り、「今年も何度も優勝してほしい」と期待を込めた。

 市内の土屋義郎さん(75)は「同郷から横綱が出るなんて誇らしい。今朝も晴れ晴れとした表情をしていたしうれしい」と笑顔で語った。

 稀勢の里の出身地、牛久市も市民栄誉賞を授与する方針だ。市役所ロビーではこの日、職員ら約80人がテレビ画面で伝達式の様子を見守った。横綱昇進が決まった瞬間は拍手が湧き起こり、その場で万歳三唱した。「横綱の名に恥じぬよう精進いたします」という稀勢の里の口上を聞いた同市南の鈴木隆作さん(78)は「稀勢の里らしい真面目なところが口上に表れていた」と感慨深げだった。

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