今回の5代目は、先代より大型化し、全長128メートル、最大幅20メートル、基準排水量は5600トン。ディーゼルエンジンを2基搭載し最大速力は20ノットを誇る。
潜水艦救助のためのDSRV(深海潜水艇)や自立型の無人潜水装置ROVといった装備などの艤装(ぎそう)を行い平成30(2018)年3月頃、先代「ちよだ」と交代する予定だ。
外見上の特徴としてはマストがこれまでの格子状のものから、より平面的なステルスを考慮したと思われる形に変わった。
また、搭載する深海救難艇を大型化することで一度に16人を救出できる。手術用のベッドを2床、病床を10床設置する。