健康カフェ(65)

受験シーズン本番へ 睡眠確保し感染症対策しっかり

 一方で、睡眠不足は自傷行為や自殺念慮といったリスクを高めるとの研究結果も報告されています。ただし、睡眠時間が長すぎるのもよくないとのことでした。

 まもなく試験日という受験生は、睡眠時間を確保するだけでなく、夜型の生活から朝型へシフトすることも大切です。入学試験の多くは午前中に始まりますので、朝早く起きてご飯をしっかり食べ、午前中に頭が働くように体調管理をしましょう。

 また、冒頭の女子高生のような感染症にかかってしまうのもできれば避けたいもの。ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎やインフルエンザなどの感染症を予防するには、なんといっても手洗いが基本です。外から帰ってきたときやトイレの後、食事の前には忘れずに手を洗いましょう。家族に感染者がいるとうつる可能性があります。受験生だけでなく、家族全員が実行してください。ノロウイルスは食事からの感染もありますので、受験生はこの時期、生ものを控えた方が安心です。バランスのよい食事と睡眠をとることで、免疫力を高めておくことも大事です。

 体調を崩すと試験で実力を発揮できないことになりかねません。健康にはくれぐれも注意して、この時期を乗り切ってもらえればと思います。(しもじま内科クリニック院長 下島和弥)

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