子供たちの「ひらめき」演劇に 兵庫・豊岡で森山未來さんら公演

熱演する森山未來さん(左端)ら。子供たちの不思議な世界が展開された=豊岡市城崎町
熱演する森山未來さん(左端)ら。子供たちの不思議な世界が展開された=豊岡市城崎町

 子供たちのひらめきを演劇作品に仕上げる「コドモ発射プロジェクト」の成果発表上演会が21日、豊岡市城崎町の城崎国際アートセンターで開かれた。俳優の森山未來さんらが同センターに滞在し、子供の台本をもとに寸劇を構成。東京での本公演を前にした舞台に大勢の市民が訪れた。

 同プロジェクトは演出家の野田秀樹さんの発案。センターには今月6日から森山さんと劇作家の岩井秀人さん、シンガー・ソングライターの前野健太さんが訪れ、豊岡と東京の小学生らが考えた音楽や物語を原案に仕上げてきた。

 子供たちが生み出した死者を弔う謎の言葉「なむはむだはむ」をタイトルに掲げ、この日は野球観戦に出かけた骸骨、海を漂う長い毛の冒険の物語など大人には思いつかない不思議な世界を3人が熱演。支離滅裂にもみえる舞台が約300人の観客をわかせた。

 上演後のトークショーで3人は「問答無用の終わり方など、大人には考えられない子供たちのストーリー展開が面白い」などと感想を語り合った。

 作品はさらに完成度を高めた後、2月18日〜3月12日、東京・池袋の東京芸術劇場で公演される。

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