小池劇場スペシャル

「捏造したのか!」豊洲市場の地下水異常で不信感ピーク 発表現場に怒号が飛んだ

【小池劇場スペシャル】「捏造したのか!」豊洲市場の地下水異常で不信感ピーク 発表現場に怒号が飛んだ
【小池劇場スペシャル】「捏造したのか!」豊洲市場の地下水異常で不信感ピーク 発表現場に怒号が飛んだ
その他の写真を見る (1/3枚)

 築地市場(東京都中央区)の移転先となる豊洲市場(江東区)の地下水モニタリング調査で、有害物質の濃度が急上昇したことで、築地市場関係者たちの不信感がピークに達している。結果が公表された都の専門家会議の会場で、業者からは過去の「問題なし」としてきた結果について「真剣味がない」「捏造(ねつぞう)したのではないか」など怒りの声が飛び、その矛先は「地下水の問題は食の安全には影響ない」と訴える一般傍聴人にも向けられた。都はメカニズムの特定に向けて再調査を実施するが、移転をめぐる情勢は不透明さを増している。

「これでは実験場」

 豊洲市場の見取り図には、環境基準超えの有害物質が確認された地点を示す赤い点が広範囲に点在している。別の紙には、有害物質の濃度が跳ね上がる様子がグラフで図示されていた。14日午後に開催された都の専門家会議で配布された9回目の地下水モニタリングの調査結果に、築地市場の業者たちは表情を強ばらせた。

 昨年8〜9月に行われた8回目の調査で初めて基準超えの有害物質が確認された。当時はベンゼンが2カ所で基準の1・4倍と1・1倍、ヒ素が1カ所で1・9倍。それが11月、12月に実施された9回目の調査ではベンゼンが環境基準の最大79倍に達するなど72カ所で基準超えが確認された。