劇団「アマヤドリ」15周年ファイナル「銀髪」 作・演出の広田淳一「劇団に挑む力ついてきた」

 アマヤドリ自体は改称前の「ひょっとこ乱舞」時代から、ある程度の浮沈を繰り返してきた。大きな転換点は自前のスタジオを持った25年。そこでスタジオ公演や新人公演などを行ってきたことが劇団員の地力アップにつながってきた。

 広田自身は「立ち返って物を考えること」が好きだという。その意味で、「芸術とは」「演劇とは」「良いセリフとは」と、「何度でも立ち返って考えられる」という演劇を常に頭の中に置いて走ってきた。

 「15周年の締めくくりでもあり、今のアマヤドリにできることをすべて乗っけられる。その総決算を見ていただければ」と、静かに自信を込めた。31日まで。同劇団(電)090・2936・2116。(兼松康)