松本の妻殺害に懲役15年 長野地裁判決「短絡的」も「反省」

 昨年6月に松本市の工員、山田佐登美さん=当時(53)=が自宅で殺害された事件で、殺人の罪に問われた夫で同市の無職、山田光則被告(53)の判決公判が19日、長野地裁で開かれ、伊東顕裁判長は、懲役15年(求刑17年)を言い渡した。

 伊東裁判長は「妻からの些細(ささい)な非難に一方的に怒り、残虐かつ冷酷な方法で殺害したことは短絡的で自己中心的」と指摘した。その一方で「前科前歴がなく、逮捕後は反省の態度を示している」などと量刑を考慮した理由を説明した。

 判決によると、山田被告は平成28年6月27日午前1時ごろ、松本市梓川倭(あずさがわやまと)の自宅で、妻の佐登美さんの首をカッターナイフで切りつけるなどして殺害したとしている。被告側弁護士によると、山田被告が控訴するかどうかは未定だという。

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