いきものがかり「放牧宣言」のウラ ギャラ巡りメンバー間に軋轢?

 昨年大みそかのNHK紅白歌合戦に9年連続で出場した3人組ロックバンド、いきものがかりの突然の活動休止宣言が波紋を広げている。昨年デビュー10周年を迎え、さらなる活躍が期待される矢先の「放牧宣言」。個々の活動に注力するとしているが、いったい何があったのか(夕刊フジ)

 今月5日、公式サイトで発表。水野良樹、吉岡聖恵、山下穂尊の連名で「10年間、3人で一生懸命に頑張ってきたので、ここらで一度、メンバーそれぞれ、自由になってみようと思います」と報告している。

 いきものがかりは2006年にメジャーデビュー。NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の主題歌「ありがとう」や、NHKのロンドン五輪・パラリンピックのテーマ曲「風が吹いている」などのヒット曲がある。

 しかし活動休止が取り沙汰されたのは今回が初めてではない。10年に一部メディアで報じられたことがあった。

 「このときはリーダーの水野が否定したが、水面下では、ギャラをめぐってメンバー間に軋轢が生じていたといわれています」と音楽関係者。

 「その軋轢は今でもメンバー間でしこりになっていたようだ。10年は続けるということになっていたそうで、ここを区切りに個々の活動に踏み切るのは自然な流れ」

 一方、今後の個々の活動をめぐっては、ボーカルの吉岡に女優転身のオファーがあるという。

 「表現力は豊かなのでこれまでもドラマや映画への出演オファーがあったが、音楽に専念するため断ってきました。ただ古田新太ら俳優を多く抱える事務所に所属している上、吉岡自身も女優転身に前向きのようです」と芸能関係者は話す。

 さらに成長した姿で帰ってくるのだろうか。

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