福島第1原発事故

3号機建屋カバー設置工事始まる 29年度中の終了目指す

【福島第1原発事故】3号機建屋カバー設置工事始まる 29年度中の終了目指す
【福島第1原発事故】3号機建屋カバー設置工事始まる 29年度中の終了目指す
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 東京電力は17日、福島第1原発3号機の使用済み燃料の取り出しに向けた建屋カバーの設置工事を開始した。廃炉に向けた中長期ロードマップでは、平成29年度中に設置工事を終え、燃料取り出し作業を始める計画だが、原子炉建屋上部のがれきの撤去作業などに時間がかかり、すでに行程は半年以上遅れている。

 東電によると、3号機の燃料貯蔵プールには566体の燃料が保管されている。使用済み燃料の取り出しは同原発のリスク低減の重要なステップで、4号機プールにあった燃料1533体は26年12月に取り出しが完了している。

 この日は、カバーの基礎部分の取り付け作業が行われた。現場は放射線量が高く、設置工事は遠隔操作で無人の重機を動かして行うが、一部、人が立ち入って作業をする工程もあるという。1、2号機の燃料取り出しに向けた作業も、3号機の取り出しと並行して順次進めていく予定。

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