衝撃事件の核心

「お笑いの街」で横行するパロディー商品 覚えてますか?「白い恋人」ならぬ「面白い恋人」…悪質なパクリか壮大なシャレか

「NIKE(ナイキ)」を「NAMAIKI(ナマイキ)」、「adidas(アディダス)」を「adios(アディオス=スペイン語で『さようなら』の意)」。米コーヒーチェーン大手「STARBUCS COFFEE(スターバックスコーヒー)」を「STARWARS COFFEE(スターウオーズコーヒー)」ともじり、ダースベーダーのキャラクターまで添えたロゴを見つけた際は、思わずクスッと笑ってしまった。

意図して正規品をまねれば明らかな偽造だ。だが、正規品を模倣しながらも、何らかの独創性を加えてオリジナル商品のように見せていれば、世間一般的にはパロディー商品と称されている。

府警はブランド側から被害相談を受けて捜査に着手したが、捜査関係者によると、摘発したのはパロディー商品を販売していた店ばかり。ただ、パロディー商品をめぐっては法的な定義があいまいで違法性の認定が難しいとされる。

「店への萎縮効果大きい」

そもそも、パロディー商品とは法的にどのように定義されるのか。

知的財産権や商標権に詳しい冨宅恵弁護士(大阪弁護士会)によると、パロディーには、漫画や音楽など著作権に関するものと、ロゴやデザインなど商標権に関するものの大きく2種類に分かれる。今回のような商標権事案は、本物と区別できる「独自商品」であるケースも少なくないが、「どの法律にも明確な規定はない」とする。