浪速風

人生の勝負は65歳から

嵐山光三郎さんは「人生15番勝負」を持論にしている。大相撲に例えると、5年で1勝負の十五日間、75歳が千秋楽である。自身を振り返って、「65歳の時点で7勝6敗と、勝ちが先行した。残りを二連勝すれば9勝6敗で敢闘賞を貰えるかもしれないが、二連敗すれば7勝8敗で負け越しとなる」

▶「『下り坂』繁盛記」(新講社)から。皆さんの星取表はいかがだろう。日本老年学会などが、現在は65歳以上とされている「高齢者」の定義を75歳以上に見直し、65〜74歳を「准高齢者」として、社会の支え手ととらえ直すよう求める提言を発表した。小欄も65歳を過ぎたが、「高齢者」と呼ばれるのは抵抗がある。

▶日本は超高齢化社会、人口減少時代を迎えている。まだまだ元気だから、現役続行でもう一頑張りというのは望むところだ。さあ、残りの二日間をどう戦おうか。成人になった諸君にも一言。若い頃に負けが込んでも、長い人生、取り返しはつく。