清元三味線の人間国宝、清元栄三氏死去 80歳

 清元節三味線奏者の人間国宝、清元栄三(きよもと・えいぞう、本名・小柳泰一=こやなぎ・やすかず)氏が昨年12月31日、膵臓(すいぞう)がんのため東京都内の病院で死去したことが10日、分かった。80歳。東京都出身。葬儀は近親者で行った。喪主は妻、小柳享子(こやなぎ・きょうこ)さん。後日、お別れの会を開く予定。

 15歳で三世清元栄次郎(後の清元栄寿郎)に入門。昭和27年に清元栄三を名乗り、翌年に初舞台。確かな技術で、数々の歌舞伎の舞台や演奏会で活躍、後継者育成にも尽力した。平成5年、文化庁芸術祭賞。15年、人間国宝。18年、旭日小綬章。