高齢者や子供、障害者らの「居場所」一覧が冊子に 奈良のボランティアら作成

高齢者や子供、障害者らの「居場所」一覧が冊子に 奈良のボランティアら作成
高齢者や子供、障害者らの「居場所」一覧が冊子に 奈良のボランティアら作成
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 高齢者や子供、障害者らさまざまな人が集い、交流する県内の「居場所」を初めて一覧表にまとめた冊子「奈良の居場所ナビ」が完成した。作成したのは県内の福祉の専門家やボランティアたち。これまでおのおの活動していた約500カ所の「居場所」の所在地と活動内容を集約、発信することで、利用者が本当に自分に合った場所を選べるようになった。

「高齢者の交流サロン」「こども食堂」

 「地域の居場所づくり」は近年、高齢化などの影響で全国的に広がっている。県内でも「サロン」や「カフェ」「こども食堂」といった名称で高齢者の交流や子育て支援、引きこもりといった問題や不安を抱える人たちが集う場所が数百あるとされる。

 だが、そのほとんどは住民主体で、行政機関にも県内のまとまった情報がなかった。「どこでどんな活動をしているのか、居場所を必要とする人と情報をつなぐことはできないだろうか」。発起人の一人で奈良介護保険研究会世話人、大浦悦子さん(69)は、居場所ナビの構想を思い立ったきっかけをそう話す。

 すぐに「奈良『地域の居場所』プロジェクト」実行委員会を立ち上げ、昨年5月から各自治体に情報提供を依頼。「ジャンルにとらわれず、地域の人が『居場所』と考えているところを挙げてもらった」といい、同12月、約500カ所を掲載する冊子を完成させた。

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