モンゴルで柔道整復術 国立医大に「ほねつぎ学科」

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 モンゴル唯一の国立医科大学に日本の柔道整復術を学ぶコースが誕生した。きっかけはモンゴル出身で大相撲元横綱の朝青龍として活躍したドルゴルスレン・ダグワドルジさん。日本で施術を受けた際、技術の高さに感銘を受け、母国への導入の橋渡しをした。日本柔道整復師会(日整)などが10年以上にわたり、技術の普及に尽力した活動が結実した。(原口和久)

朝青龍が橋渡し

 昨年9月、首都ウランバートルにあるモンゴル国立医療科学大学に柔道整復術を学ぶ伝統医療セラピー科が新設された。式典でバダバータル・グンチン学長は約30人の新入生を前に、「伝統医療セラピー科の誕生は、広大なモンゴル全土をくまなく回り、柔道整復術を指導し、その必要性・有効性を伝え続けた結果だ」と述べ、日整の活動をたたえた。

 日整とモンゴルとのつながりは平成17(2005)年、当時、横綱として活躍していたダグワドルジさんが、東京都板橋区の亀山整骨院で腰の痛みを取る施術を受けたことに始まる。亡くなった亀山実院長の手当てを受けたダグワドルジさんは、その技術の高さに驚き、「モンゴルでも技術を広めてほしい」と訴えたという。

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