テクノロジー最前線

トイレ機能付き宇宙服、NASAが3、4年後めど開発 6日着たままOKで地上の生活も変える?

 記者も、海洋研究開発機構の有人潜水船「しんかい2000」(3人乗り、現在は退役)で沖縄近海の海底1000メートルに計4時間潜ったことがある。潜水船は何百気圧という水圧に耐えなければならず、スペースに限りがあるため、後継のしんかい6500にもトイレはない。あらかじめ心構えをしたこともあって「大」の問題はなかったが、車の渋滞時などに使う携帯用トイレを「小」で3回使用した。船内は快適な温度に保たれているが、深海ゆえの「底冷え」感がしたのと、小分けにしないと袋があふれると同乗したパイロットにアドバイスされ、意識してこまめに出した。女性研究者も、よそを向いてもらって同じ対応をしているようだ。

アイデアを一般公募

 NASAが想定しているのは、最大6日間、宇宙服を着たまま過ごせるトイレ機能だ。2016年9月から12月にかけて、「Space Poop Challenge」と題して公募を実施。直訳すると「宇宙のうんち問題に挑め!」という感じだろうか。6日、すなわち144時間の間、宇宙飛行士が排泄したものを隔離できることを求めている。上位3位までの賞金総額は3万ドル(約330万円)だ。

会員限定記事会員サービス詳細