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茨城県鹿嶋市の鹿島神宮がクレジットカード「鹿島神宮カード」を発行し、申し込み受け付けを開始した。鹿島神宮によると、神社がクレジットカードを発行するのは初めてという。年会費やたまったポイントは12年に1度行われる「御船祭(みふねまつり)」の費用や、文化財保護などの財源に充てられる。カードの利用が地域貢献につながるこの仕組み。果たして、その御利益は-。
カードの発行は三越伊勢丹グループのクレジットカード会社「エムアイカード」と提携して行う。一般カード(年会費5千円)とゴールドカード(同1万円)がある。一般カードは、通常のデザインと、鹿嶋市をPRする「かしま大使」を務める、歌手の相川七瀬さんがデザインしたカードの2種類ある。
ゴールドカードと通常デザインの一般カードの表には「鹿島神宮」という文字とともに、社紋がデザインされており、縁起は良さそうだ。会員には入会翌年度以降、毎年、返礼品が贈られる。神職による境内の案内や宝物館への入場無料などの特典もある。同神宮でおはらいされてから利用者の手元に渡るという。
そもそも、鹿島神宮がクレジットカードを発行することになったのはなぜか。