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『エリザベート』初代トート閣下・一路真輝が明かす大ヒットの秘話は 「死に神で宝塚退団」殺気会見から21年 

【ヅカヲタに捧ぐ】『エリザベート』初代トート閣下・一路真輝が明かす大ヒットの秘話は 「死に神で宝塚退団」殺気会見から21年 
【ヅカヲタに捧ぐ】『エリザベート』初代トート閣下・一路真輝が明かす大ヒットの秘話は 「死に神で宝塚退団」殺気会見から21年 
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 宝塚ファンにとって、ミュージカル「エリザベート」のトート(黄泉(よみ)の帝王)閣下、といえば1996年の日本初演時、雪組トップスターとして主演した一路真輝(いちろ・まき)さん、であります。宝塚を愛し続け四半世紀になる記者も、かつて一路さん演じるトート役にノックアウトされ、終演後もしばらく現世に戻れなかった記憶があります。その憧れの元祖トート閣下に昨年末、謁見して参りました!

 宝塚を、「エリザベート」の日本初演の舞台を最後に退団した一路さん。21年前、記者も舞台を見るまでは「サヨナラ公演で死に神?! どういうこっちゃ…」と戸惑った記憶があります。清く正しく美しい宝塚の男役トップの中でも、一路さんは白の貴公子のような清潔なイメージ。美しさと、歌唱力の高さで大変な人気がありました。それが最後、全身黒ずくめの死に神をやる、というのですから…ファンはメッチャ困惑します。一路さんも当時、周囲の否定的な空気を敏感に感じたそうです。

 ちなみに物語は19世紀末、実在したハプスブルク帝国のエリザベート皇后の生涯を、彼女の人生につきまとう「死」を擬人化した、トートと絡めて描くもの。耽美(たんび)的で重奏的な音楽がクセになる舞台で、1992年にウィーンで初演されて以後、日本だけでなくハンガリーやドイツ、スウェーデンなどでも上演されました。日本公演は、昨年末で2200回を超えたという大ヒット作です。

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