小池百合子都政

保育士給与補助倍増 東京都、来年度から4万4000円に

 東京都は平成29年度から保育士の待遇改善を通じて待機児童解消につなげようと、保育士1人あたりの給与補助を、現在より月額約2万1000円上乗せする方針を固めた。29年度からの給与補助は月額平均で計約4万4000円になる見込みで、ほぼ倍増する。29年度予算案に事業費として244億円を盛り込む。

 都は27年度から、職責や勤続年数に応じて給与が上がる制度を導入している保育施設の運営事業者に保育士1人当たり、平均約2万3000円を補助しており、新年度からは従来の補助を倍増させる。国も新年度から保育士の給与助成制度を拡充することにしており、都は国の補助分と合わせて、幼稚園の教諭などの月給平均約32万円と同水準になるよう設定した。

 都内の待機児童数は28年4月時点で全国最多の8466人。保育施設拡充が急務だが、低い給与水準などから保育士が不足。人材確保が課題となっている。

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