新春お笑い

吉本で一番元気な若手コンビ「インディアンス」 解散、再結成、東京進出…2017年全国区か

 それが、「相方と楽屋とかでもずっとしゃべってる感じや、普段ふざけてるような感じを出していこう」と決めてから、上昇軌道に乗ってきた。「ネタ中もテンションは高くやっていたんですが、真面目にネタをやっているというふうに見えた。普段の感じを出すことで、そこをいい意味で崩せていけた」という確信があった。「客の反応も明らかに変わったんですよ」と木村も続ける。

 オーディションでもライブでも、ウケが「見違えるように変わってきた」と手応えをつかみ、現在のスタイルがどんどん完成していった。

 そんなインディアンスの東京進出。「以前からぼんやりとは考えていた」というが、話が固まったのは、平成27年末のこと。東京行きを考えている若手を会社側が探していて、コロコロチキチキペッパーズやバンビーノなどとほぼ同時期に東京進出が決定した。

 2人が上京したのは翌28年4月1日。「ずっと行きたかったのに、いざ行くとなるとドキドキした」という中で、まさに年度替わりの節目。ただ、実のところ、「スケジュールは何も決まっていなかった」。

 それまで大阪ではライブなど、ある程度の仕事をこなすようになっていた2人にとって、決まっていたのは、東京・渋谷の「ヨシモト∞(無限大)ホール」への出演だけ。それも「いつから、どのランクで、どれぐらいの頻度でやるのかも全く分かっていなかった」状態だった。「大阪で最初の頃のオーディションを受けたようなむっちゃしんどい日々をまた繰り返すのかと、それが怖くて」と田渕。木村も「最初も5日や6日連続で休み、っていうのがあって。そんな休みが続くことなんて何年もなかったから、『来てヤバかったんかな』と思いましたね」と振り返る。今も2人は休みがイヤなのだという。

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