久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ

韓国大統領選、有力4候補の「反日度」を測ってみると…誰でも日韓関係悪化 潘基文氏も「先祖返り」懸念

 大統領候補として文氏は「韓国の大統領は(就任後)無条件に米国に行くべきという固定観念を克服すべきだ」として「大統領に就任したら、米国よりまず北朝鮮に行く」などと堂々と発言している人物である。 

 「韓国のトランプ」こと李在明氏はこんなことを言う。「われわれを侵略し独島(竹島の韓国名)への挑発を続けている事実上の敵国、日本に軍事情報を無制限に提供する協定を締結するなら、朴槿恵は大統領ではなく日本のスパイだ」

 李氏は弁護士出身。韓国の代表的な進歩市民運動「参与連帯」の創始者で現在のソウル市長、朴元淳氏(パク・ウォンスン、60)に近い思想の持ち主とされている。ソウル近郊の都市、城南市長を務めるが、市長選の折には韓国の従北政党で北朝鮮との関係から朴槿恵政権で解散させられた政党、統合進歩党と協調するなど、この人の親北度も相当のものだ。

 安哲秀氏はソウル大で医学学位を持つ一方、韓国最大のコンピューター・セキュリティー会社を起業。2011年、政界に彗星(すいせい)のように現れた当時は「安ブーム」を起こした。既成政党と距離を置く中道左派。だが、2012年の大統領選で立候補せず時流にのれなかった。2015年に次期大統領選出馬を表明、その後新党を発足させた。政界再編の現在、非朴派与党との合流も取り沙汰されている。

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