【経済インサイド】「男ならカワサキ」おしゃれにイメチェン AIも活用 ファン層拡大なるか(1/3ページ) - 産経ニュース

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経済インサイド

「男ならカワサキ」おしゃれにイメチェン AIも活用 ファン層拡大なるか

【経済インサイド】「男ならカワサキ」おしゃれにイメチェン AIも活用 ファン層拡大なるか
【経済インサイド】「男ならカワサキ」おしゃれにイメチェン AIも活用 ファン層拡大なるか
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 男ならカワサキに乗れ-。ライダーが1度は耳にするこの言葉通り、骨太なイメージを持つ川崎重工業の二輪車事業が大きく変化している。昨年から国内販売店網の再編に乗り出し、同社の二輪車ブランド、カワサキを扱う専売店を増やして顧客の間口を拡大。店内にはおしゃれなライダー用衣類やオリジナルブレンドのコーヒーなどを用意し、バイク好きのみが集うイメージから脱して幅広いファンの獲得を目指している。

 昨年11月2日夜、東京・南青山にあるイベントスペースで、カワサキを専売する「プラザ」店の刷新を祝うパーティーが開かれた。「1日限りの0号店」と称した会場には二輪車展示と並び、ファッション誌に載るようなライダー用衣類を着けたマネキンが置かれ、すがすがしい香りの演出も施されていた。

 ファッションブランド代表らによるトークショーやロックバンドのライブも開かれ、従来と大きく異なるイメージに驚かされた。川崎重工子会社、カワサキモータースジャパンの寺西猛社長は、「カワサキのお店は濃い利用者が多くて入りづらそう、という印象を変えたいと思った」と話した。

 寺西氏が語るようにカワサキはホンダなど競合メーカーと比べて熱狂的なファンが多い。排気量750ccの「ZII(ゼッツー)」と通称で呼ばれる代表車種は簡素ながら流れるような車体デザインや、渋い色使いが人気を呼んだ。昭和40〜50年代の販売だが、ある中古車販売サイトではいまだに約150万〜450万円と新車を上回る額で取引されている。