脚本の解釈で文化的なギャップを感じることも多かった。
「僕らが日本語で読むのと、米国人が英訳したものを読むのでは、受け止め方がやはり違う気がしました。だけど、今回は異文化の衝突がテーマ。僕が演じた通辞は『お前とわれわれは理解し合えない』という役なので、むしろ、その方が面白いと思いました」
映画にこだわって活動してきたが、平成29年は、久しぶりに連続ドラマ「A LIFE 愛しき人」(TBS系)に出演する。
「最近、モンゴルの砂漠の小さな町で、小さなパソコンの画面で映画を必死に見る子供たちに出会ったんです。僕が何か喜びや、豊かさを表現できれば、それが映画。それは、ドラマにだって何にだってパッケージできると気づいた。ドラマ出演は、大きなチャレンジになると思います」と語った。