紅白まめ知識(2)

そもそも、いつどんな形でスタートしたのか?

 男女が紅白2チームに分かれ、歌で競い合う-。こんな歌番組の紅白歌合戦が始まったのは昭和26年のこと。テレビ放送は始まっておらず、ラジオ番組としての船出だった。放送日も大みそかではなく、1月3日だった。

 放送時間は午後8時からの1時間。出場も紅白各7組と、現在では考えられないような小規模態勢だった。出場歌手も事前の発表は一切なかったという。初優勝は白組。リーダーの藤山一郎さんを中心に「エイ・エイ・オー」の勝ちどきがわき起こったという。

 紅白が大みそかに移ったのは28年の第4回から。テレビの本放送開始に伴い、番組もラジオからテレビに引っ越しした。女性陣はテレビ放送を意識し、華やかな衣装で登場。紅組が初の優勝を収めた。

 年末の大型番組として紅白が定着したのは、出場歌手の数が計50組前後に増えた第7回(31年)頃からとされる。以後、紅白は「国民的番組」として親しまれ続け、38年の第14回には81・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という驚異的な視聴率を記録。この年、8000万人が紅白を見たともいわれている。

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