ウルトラマン50年写真集

私服のフジ隊員とハヤタは水辺でツーショット… 秘蔵スナップや撮影ウラ話満載『ウルトラマンの現場』

 津沢さんは、この頃、すでに子役としては最晩年(中学入学を機に、芸能界を引退)で、「せりふ覚えも当然で、自分に与えられたことを当然のようにこなす、という感じでした」と述懐する。飯島監督が「柔道一代」で好演していた津沢さんを非常に気に入っていたという。

 そんな津沢さんは、黒部さんや桜井さん、さらにウルトラQの万城目淳役だった佐原健二さん(84)らを見て、「スター」を感じていたというが、逆に、ウルトラマンのアラシ隊員役の毒蝮三太夫(当時:石井伊吉)さん(80)を見た際には「科特隊の隊員はカッコイイ人じゃないとなれないと思ったのに」と笑いながら振り返る。

 津沢さんは、なんと、桜井さんの下着姿を目撃してしまった経験もあるという。桜井さんはギンガムチェックの下着をつけていたというが、津沢さんによると、「ウエットスーツを脱いだり着たりしていたときの話で。普通に水着だと思っていたんですよ。後から下着と聞いたんです」と笑いながら弁解する。

 映像の中で憧れだった科特隊本部は、実は「とても狭かった」という。「中ではすれ違うのも大変だった。映像からいなくなるときは、カメラの脇をギリギリで通り抜けていくんです」(桜井さん)というほどだった。メカニック的に見える装飾も、スタッフの手動でやっていたものが多かったが、「CG(コンピューターグラフィックス)なんかと遜色なく見てもらえるのがすごいところですよね」(同)

会員限定記事会員サービス詳細