ウルトラマン50年写真集

私服のフジ隊員とハヤタは水辺でツーショット… 秘蔵スナップや撮影ウラ話満載『ウルトラマンの現場』

 貴重な写真群を多数、提供したのが、「ウルトラQ」の第12話「鳥を見た」の三郎役を務め、「ウルトラマン」では唯一、科学特捜隊に出入りできる子供として、子供たちの羨望を浴びたホシノ少年役の津沢彰秀さん(62)だ。

 名子役だった津沢さんのロケ現場には、いつも母のマサ子さん(89)がついてきていた。その現場で撮られたスナップは、映像が撮られたのとは逆方向から写されたり、休憩中のキャストの表情を伝えたりと、当時の空気感や雰囲気を存分に伝える。

 今では、ロケ現場での写真は禁止されていることが多く、撮ったとしてもスタッフにすぐに止められそうなものだが、「当時は撮っちゃいけないなんて厳しいことは、誰も言わなかったから」と桜井さん。だからこその貴重なショットの数々となっている。

 これらの写真を見ながら、津沢さんは「ついこないだのことのようですね」。桜井さんも「話をすると、当時の現場の空気や、潮騒の音とか、助監督のチーフだった満田●(=のぎへんに斉、読みは「かずほ」)さんが1人だけ海パンを履いていたとか、思い出すわよね」。

 同じ日に撮られた写真でも、津沢さんの母が撮ったものと、特技監督の高野宏一さんが撮ったものでは雰囲気も異なって見える。「母が撮った写真とは表情も違うので、見ていて面白いですよ」(津沢さん)

会員限定記事会員サービス詳細