政界徒然草

「だから民進党は…」「日本死ね」「私は立法府の長」 2016年国会審議名言・迷言ベストテン

1位 「息をするようにウソをつく」

 12月7日、臨時国会で唯一となった党首討論が行われた。9月15日に蓮舫氏が代表に就任してから初の安倍首相との対決だ。

 蓮舫氏は、首相が「強行採決をしたことがない」と発言したとの前提で、「息をするようにウソをつく。昨年、安全保障法制を強行採決したじゃないですか。その気持ちいいまでの忘れる力をなんとかしてくださいよ」と迫った。「総理の答えない力、逃げる力、ごまかす力はまさに、神ってます」と、流行語も交えて首相をこき下ろした。

 しかし、「強行採決をしたことがない」とは一度も言っていない。「強行採決をしようと考えたことはない」と述べただけで、蓮舫氏こそウソを言っている。

 日本国籍と台湾籍のいわゆる「二重国籍」の問題で、説明を二転三転させたこともお忘れのようだ。この点は、橋下徹前大阪市長がツイッターで、「人格攻撃はよくないよ。人を嘘つき呼ばわりしたら、蓮舫さんなんか二重国籍問題ではバリバリの嘘つきだ。国民はしっかり見ている」と鋭く指摘している。

 民進党は知名度の高い蓮舫氏の就任で、政党支持率の急上昇をあてこんでいたが、産経新聞とFNNの合同世論調査では、民進党支持率は9・9%(8月6、7日)、10%(9月17、18日)、10・3%(10月15、16日)、8・6%(11月12、13日)、9・2%(12月17、18日)と推移して、12月は就任前を下回るトホホな状況となっている。

 永田町では首相が来年、衆院解散・総選挙に打って出るとの見方が強まっているが、自民党内には「蓮舫氏に代表に居座ってもらったほうが戦いやすい」(幹部)との声もある。

 旧民主党は公共事業や年金など、国会審議で自民党や公明党を追い込み、国民の共感を得て政権交代を実現した。民進党にはもはや、そうした力はないのだろうか。(政治部 沢田大典)

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