政界徒然草

「だから民進党は…」「日本死ね」「私は立法府の長」 2016年国会審議名言・迷言ベストテン

7位 「パンツの次はおんぶ」

 「東日本大震災からの復興は安倍内閣の最重要課題であります」とは安倍首相の弁だが、国会審議では、復興相や復興政務官の恥ずかしい話がクローズアップされた。

 台風被害を受けた岩手県岩泉町の被災地視察で9月1日、長靴がなかったため内閣府の職員に背負われて水たまりを渡った務台俊介内閣府兼復興政務官は、強大な政権与党のゆるみやおごりの象徴として、野党から徹底追及を受けた。

 民進党の安住淳国対委員長は、「災害地に視察に行くとき、革靴を履いていく愚かな国会議員は本来いない」と断罪。安倍首相も野党の追及に「不適切だ。大変申し訳ない」と陳謝するはめになった。

 岩手県選出の民進党の階猛衆院議員は10月4日の衆院予算委で、安倍首相が同町の視察をしていないとして「官僚におんぶにだっこの務台政務官と同じだ。政府のトップとして、行くのが当然だ」と批判。女性の下着窃盗疑惑が週刊誌で報道された高木毅前復興相を念頭に「パンツの次はおんぶか、と言われている」と嘆いてみせた。

 野党は通常国会でその高木氏を追及したが、週刊誌報道を超える新事実を提示することはできなかった。高木氏は疑惑を否定し続け、8月の内閣改造で交代するまで職務を全うした。臨時国会では「定位置」ともいわれる衆院議院運営委員会の自民党筆頭理事として、自民党国対委員会と佐藤勉衆院議院運営委員長の間で調整役を担った。

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