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冬なのにアイスの新作が続々と… ひと工夫のオリジナルレシピもSNSで拡散中

 また、冬アイスのキーコンセプトを「自分への癒やし」と千野さんは話す。買い求める側の理由は「一生懸命に仕事を頑張った大人が自分へのご褒美との趣旨で購入するケースが多い」。さまざまに高級感を演出した結果、主な価格帯は150~250円と、夏アイスよりもやや高めに設定されている。

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 冬アイスを堪能する大人は着実に増えている。

 総務省の家計調査によると、平成27年12月のアイスへの支出額(1世帯当たり)は581円で、23年同月の423円に比べ、約37%増と大幅な伸びを示した。

 また、アイスの市場拡大などに努める業界団体「日本アイスクリーム協会」(東京都千代田区)の調べでは、アイスの販売額も右肩上がりとなっている。

 23年=4058億円▽24年=4181億円▽25年=4330億円▽26年=4369億円▽27年=4647億円。25年以降の販売額はいずれも過去最高を更新中だ。

 同協会はこれらの調査結果を踏まえ、「冬アイスを楽しむ文化が消費者に浸透した結果ではないか」とみている。

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 今冬も個性的な新作やリニューアル商品が登場している。主なものを挙げると-。

 まず、冬アイスの開発に先鞭(せんべん)をつけたロッテの主力「雪見だいふく」(昭和56年発売)の新作は、甘納豆入りのアイスを餅で包んだお汁粉味。その名も「雪見だいふく おしるこ」(今年12月5日発売、140円)だ。

 また、森永乳業は同月12日、イタリア産の栗と隠し味にコニャックナポレオンを使った「MOW イタリアンマロン」(178円)も限定発売。20~30代の女性を対象に大人の味を提案する。

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