【「真田丸」回顧】なぜ「真田丸」はヒットしたのか 「Yahoo!検索大賞」ドラマ部門も獲得、ネットにあふれる「真田愛」(3/6ページ) - 産経ニュース

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「真田丸」回顧

なぜ「真田丸」はヒットしたのか 「Yahoo!検索大賞」ドラマ部門も獲得、ネットにあふれる「真田愛」

視聴率は「篤姫」に大差負けも

 全50回の期間平均視聴率は16・6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。この点だけ見れば、決して突出した数字ではない。むしろ、過去10年で見れば、昨年の「花燃ゆ」(12・0%、同)は上回ったものの、ヒット作となった平成20年の「篤姫」(24・5%、同)には大差を付けられている。

 だが、「視聴率」という指標だけで「真田丸」を測るのはフェアではない。総合での本放送に先駆けて放送されたBS放送では、「3%台で健闘」といわれる中、異例となる5%前後の視聴率を記録。「早丸」という愛称が生まれるなど話題となった。タイムシフト視聴率(録画視聴率)も高水準を保った。

 放送後には、ツイッターなどのSNSで、感想を言い合ったり、議論する光景が日常化。一部のファンは、「真田愛」にあふれたイラスト(愛称『丸絵』)を毎回投稿していた。ここまで多くの人に愛された大河ドラマは、近年珍しいのではないか。

 また、「この人たちは真田家の一員なのかな?」と思うくらい、制作陣はPRにあの手この手を使っていた。会見では、三谷氏が記者席に乱入。各出演者へのインタビューは従来の大河ドラマよりも多く、「真田丸」の記事は一年中露出。「Yahoo!検索大賞2016」では、ドラマ部門賞を獲得した。堺も「信繁の周囲にいる人物がネットの検索ランキングでどんどん上昇し、注目されていったのが面白かった」と振り返る。