USBメモリー紛失 千葉市教委、男性教諭を減給処分

 千葉市緑区の市立中学校で男性教諭(27)が生徒の個人情報などが記録されたUSBメモリーを紛失した問題で、千葉市教委は27日、男性教諭を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分とした。また、同校の校長(56)も部下の管理監督が不十分だったとして、戒告の懲戒処分を行った。

 市教委によると、紛失したUSBメモリーには1、3年の各3クラスの理科テストの点数や、自身が顧問を務めるソフトテニス部員の名簿(名前、生年月日)、副担任を受け持つ1年の生徒の写真など、延べ483人分の情報が記録されていた。紛失した情報が悪用された形跡は確認されていないという。

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