【天皇陛下譲位】民進・野田佳彦幹事長が小林よしのり氏と対談 ネット動画で配信 「一代限りの特例法」方針を批判 - 産経ニュース

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天皇陛下譲位

民進・野田佳彦幹事長が小林よしのり氏と対談 ネット動画で配信 「一代限りの特例法」方針を批判

 民進党の野田佳彦幹事長は29日夕、党本部で「天皇陛下の譲位」をテーマに漫画家の小林よしのり氏と対談した。同党がインターネットの動画サイト「ユーチューブ」や「ニコニコ生放送」などで配信した。

 野田氏は対談の中で、天皇陛下の譲位への対応を検討する安倍晋三首相の私的諮問機関「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」が、一代に限った譲位を認める特別措置法を推す方向で意見集約を進めていることを問題視。「天皇陛下のお言葉は『私のために法整備してほしい』という思いで語られていない。皇室の安定的継承も踏まえて言われている。一代限りとするのはおかしい」と批判した。

 さらに「政争の具にしてはいけないが、議論しないこととイコールではない」とも述べ、与野党が国会で早急に議論すべきだと主張した。

 また、野田氏は有識者会議のヒアリングで、譲位に反対する専門家から「宮中で国と国民のために祈ってくだされば十分」などの意見が出たことに不満を示し、「天皇陛下は災害があるたびに被災地訪問を続けてこられた。この行動に国民は共感し、敬愛するようになってきた。それが『宮中にいてお祈りだけしていればいい』なんて言う人は失礼千万だ」と語気を強めた。

 象徴天皇のあり方や天皇陛下をはじめとする皇族方の人権についても言及し、「まったく人権のない形で象徴としての天皇をお願いすることが可能なのか。皇位継承者に嫁ぐ女性は、男の子を産む『機械』にならなければならないのか。本質的な議論をこれからやらなければならない」とも語った。