年の瀬記者ノート

大口病院連続殺人 「病院を選んだ判断が悪かったのか…」 事件に潜む本質見極めを

 容疑者の逮捕で終わる事件ではない。背景に潜む本質を見極めなければならない。(中村翔樹)

大口病院連続殺人事件

 横浜市神奈川区の大口病院で点滴を受けていた西川惣蔵さん(88)、八巻信雄さん(88)が薬品を混入され、9月18日と20日に相次いで中毒死した事件。薬品は、院内で医療機器の消毒などに使われていた「ヂアミトール」という殺菌剤とみられ、何者かが注射器のようなもので点滴に入れ込んだ可能性が高い。八巻さんの死後、点滴が泡立っていることを不審に思った病院側が県警に連絡。県警は9月23日、殺人事件と断定し神奈川署に捜査本部を設置した。これまでに延べ約4400人の捜査員を投入。犯行手口などから、内部事情に詳しい病院関係者が関与した疑いがあるとみている。

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