髪を切ったり整えたり…。見た目にはどちらも同じような職業である理容師と美容師。しかしそこには高くて厚い壁がある。つい最近まで、男性客は美容院で散髪だけのサービスを受けることは認められないという厚生労働省の通知もあった。理容師と美容師は片方の資格しか持っていない場合、一緒の店で働くこともできない。厚生労働省はようやく、理・美容師の教科課程と国家試験の見直しを決めた。(社会部 天野健作)
妻と一緒に同じ店で働けない
「設備や器具も一緒に使えない。同じ店なのにまさにバカの壁。こんな規制をしているのは日本だけだ」
美容師の妻を持つ東京都狛江市の理容師はそう嘆く。この店では、理容と美容の店を1つの敷地で開業するため、店には2つのドアを設け、店の真ん中に敷居で美容と理容を明確に分けるよう指導された。理容師と美容師はそれぞれ別の国家資格で、両方の資格を持っていなければ、一緒の店で働けないきまりだからだ。
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