わたしの新作

「両さん休暇中に描きたいものを描きたい」 こち亀・秋本治氏ロングインタビュー

【わたしの新作】「両さん休暇中に描きたいものを描きたい」 こち亀・秋本治氏ロングインタビュー
【わたしの新作】「両さん休暇中に描きたいものを描きたい」 こち亀・秋本治氏ロングインタビュー
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 40年間1度の休載もなく週刊少年ジャンプで続いた「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が今年9月で終わった。同作で菊池寛賞も受賞した漫画家、秋本治さん(64)は、集英社の青年漫画誌を中心に4作の不定期連載をすでに始動。「こち亀」終了後の生活や心境の変化などを聞いた。(文化部 村島有紀)

 《新しく始める4連載は、いずれも1話読み切りの不定期連載で、若く美しい女性が主人公。

 第1作は「グランドジャンプ」(12月21日発売)の「BLACK TIGER ブラックティガー」=黒髪の女ガンマンが銃撃戦を生き抜く本格西部劇▽第2作は「週刊ヤングジャンプ」(来年2月2日発売)の「京都女学院物語 ファインダー」=京都・亀岡を舞台にした、写真部所属の女子高生4人による青春群像劇。

 そして、第3作は「ジャンプSQ(スクエア)」(2月4日発売)の「Mr.Clice ミスタークリス」=頭脳は男性、肉体は女性の凄腕スパイが主人公で過去の連載の復活▽第4作は「ウルトラジャンプ」(3月18日発売)の「いいゆだね!」で=ブラジル生まれのヒロインが下町の銭湯を舞台に奮闘する人情物語の復活-となっている》

 --なぜ、4本の連載を?

 「普通は、1本の連載を持ったら、もう1本、計2本の掛け持ちが限度です。連載を持ちながら、読み切りを描くというのは、けっこう大変で、『こち亀』の終了が決まった後に、どうしても描きたいものを絞り込んだ。毎週や毎月の連載は無理だけど、シリーズ連載という形で、1作を描いたら次回は3、4カ月後とシリーズで回していければ理想的。こういった新しいスタイルで、ベテラン作家たちが連載を持てたらいいという思いからの実験です」

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