トレンド日本

コメは「グルテンフリー」=健康な食事? 海外セレブも実践 日本では売り込みに整備を急ぐ

【トレンド日本】コメは「グルテンフリー」=健康な食事? 海外セレブも実践 日本では売り込みに整備を急ぐ
【トレンド日本】コメは「グルテンフリー」=健康な食事? 海外セレブも実践 日本では売り込みに整備を急ぐ
その他の写真を見る (1/3枚)

 海外セレブの健康法から人気となった「グルテンフリー食品」。小麦に含まれるタンパク質の一種「グルテン」を含んでいない食品のことだが、日本の主食、コメも小麦ではないということでグルテンフリー食品といえる。国内のコメ消費が頭打ちになる中、国はコメをグルテンフリー食品として海外へ売り込みたい考えで、国内の整備を急ピッチで進めている。(平沢裕子)

 グルテンは、小麦やライ麦などの穀物に含まれるタンパク質の一種。グルテンフリー食品は、グルテンが入っていない食品のことで、もともとはグルテンにより腸がダメージを受け、栄養が吸収できなくなる自己免疫疾患「セリアック病」の患者の食事療法で使われてきた。それが、2005年ごろから米国で「健康な食事」として注目され始め、さらに、プロテニスプレーヤーのノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)やモデルのミランダ・カー(オーストラリア)さんらが、食事にグルテンフリーを取り入れていることを公言したことで人気に火が付いた。

 米国では2013年からグルテンフリーの表示規則が施行され、グルテン濃度が20ppm未満の食品に「グルテンフリー」と表示できるとした。もともとグルテンが含まれないコメや野菜、豆腐、酢、アイスクリーム、ヨーグルトなどの食品に表示するのもOKだ。

 グルテンフリー食品が必要なセリアック病の人は米国で150万〜300万人に過ぎないが、「ダイエットになる」「健康にいい」などと雑誌などで取り上げられたことで若い女性やメタボを気にする中高年にも利用が拡大。数年前から日本企業の参入も活発化している。