「レベル4」完全自動運転バス、国内4カ所で30年秋にも公道実験 ソフトバンク子会社、「高齢者の足」確保狙う

 SBドライブのレベル4実験は、人工知能(AI)を搭載した車両を使用し、運転状況や車両の位置、車内の様子、燃料の残量などを遠隔でモニター監視しながら走行させる。公道では運転手不在の走行が法令で想定されていないため、実験中はドライバーが乗車するが、レベル4を想定してハンドルやブレーキなどには原則として触れない。

開発競争、欧米でも加速

 将来的には運転手不在の路線バス運行を目指すが、法令などのハードルも多い。SBドライブや北九州市は実証実験の結果をもとに、早期の法整備を関係省庁に働きかける考えだ。

 経済産業省は今年9月、完全自動運転車の市販開始目標を37年から数年前倒しする方針を表明している。

 開発競争は欧米でも加速し、米グーグルはこれまでに公道で200万マイル(約320万キロ)を走行。ハンドルやアクセルのない完全自動運転車の公道走行実験にも成功したとしている。

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