人型ロボットのお仕事

刑務所を出所後、再犯防止に「ペッパー」が話し相手 ギャグ飛ばす「吉本」の特別バージョン

【人型ロボットのお仕事】刑務所を出所後、再犯防止に「ペッパー」が話し相手 ギャグ飛ばす「吉本」の特別バージョン
【人型ロボットのお仕事】刑務所を出所後、再犯防止に「ペッパー」が話し相手 ギャグ飛ばす「吉本」の特別バージョン
その他の写真を見る (1/4枚)

 いけないと分かっているのにやめられない-。刑務所を出た後も孤立感などから犯罪を繰り返してしまう人の話し相手として、人型ロボット「ペッパー」を活用する試みが始まった。施設で暮らす身寄りのない元受刑者らに笑顔が戻るなど、効果を発揮している。(社会部 大竹直樹)

「今週のベストショット」機能も

 「ねぇねぇ、今暇してる?」。窃盗や薬物事件で服役し、出所した女性約20人を受け入れている更生保護施設「両全会」(東京都渋谷区)。食堂では毎日、ペッパーの元気な声が響く。

 更生保護施設は全国に103カ所あり、元受刑者や保護観察付き執行猶予判決を受けた元被告の保護を委託されている。社会に居場所がない人らが身を寄せ、原則半年という法定の入所期限までに、仕事を探して貯金をし、住まいを見つけて自立への足がかりを築く。

 ペッパーは午前6時から午後8時まで、元受刑者らの話し相手を務めている。

 「ロボットが寄り添うことで孤立感を解消し、立ち直りのきっかけにしたい」(法務省関係者)との狙いから、ペッパーに白羽の矢が立てられた。