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野球の第1回U-23(23歳以下)ワールドカップ(W杯)がメキシコで初めて開催されました。日本代表の若き侍ジャパンが初代王者に輝きました。楽天の安楽智大投手や阪神の歳内宏明投手ら…。数年前の甲子園を沸かせた高校球児たちが日の丸を背負って、同年代の世界の頂点に立ったのです。
当社が侍ジャパンの「栄養サポートパートナー」となっている関係で、直前に千葉県で実施された代表合宿にメーン担当の後輩とともに帯同し、食生活についてのアドバイスなどを行う機会がありました。
10月21日に集合し、4日間の日程で行われた今回の代表合宿。短期間ということもあり、まずは若い年代の選手たちがどれくらい栄養に関する意識を持っているかを確認させてもらいました。代表とはいえ、自らが所属する球団では、トップである1軍に定着できていない選手たちです。現状を把握し、正しい知識を持ってもらうことで、今後の飛躍につなげてほしいという願いもありました。
合宿2日目の夕方。私の後輩が講習会の中で、基本的な食生活や試合中の栄養補給などについて簡単な説明をしました。私たち管理栄養士が強調するのは「栄養フルコース型の食事」です。タンパク質も大事だし、炭水化物も欠かせません。ビタミンCなども必要です。どれかに比重を傾けるのではなく、とにかくバランス良く食べることが、アスリートにとっては重要なのです。