持続可能な五輪に向けてIOCが策定した「五輪アジェンダ2020」で既存施設の積極活用を促していることから小池氏がこだわってきた横浜案については、国内外の競技団体が反対しているほか、周辺民有地の借り上げが難しいため断念した。
11月29日に都内で開かれた4者のトップ級会合では、ボート・カヌー会場「海の森水上競技場」(都内臨海部)と水泳会場「オリンピック・アクアティクスセンター」(江東区)の新設を決定。バレーボール会場は、横浜への変更案が大幅なコスト削減につながるとして、小池知事が結論の持ち越しを提案し、「クリスマスまでに結論を出す」としていた。