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管理栄養士が予防を指導、健康づくり支援 変化する「薬局」の立ち位置

【ゆうゆうLife】管理栄養士が予防を指導、健康づくり支援 変化する「薬局」の立ち位置
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ウオーキング指導し食堂に協力

 医療機関の処方箋(せん)を受け取って薬を出す「調剤」中心だった薬局が、予防の段階から住民に関わり、健康管理に一役買おうとしている。住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される「地域包括ケア」の充実のため、薬局がどんな役割を果たすか注目される。(佐藤好美)

 首都圏に約150店舗を持つ保険調剤薬局「薬樹」は、東京都町田市の「健ナビ薬樹薬局成瀬」で月1回、栄養講座とウオーキング指導を行う。この日は、60~80代の男女7、8人がフロアで栄養講座を受けていた。地域活動への参加率が低いとされる男性が半数近いのは特徴の一つだ。

 「せっかく集まった仲ですから、隣の人と自己紹介をしましょう」

 司会は日頃、店頭で栄養相談に当たる管理栄養士。地域住民の健康増進のため、互いのコミュニケーション向上も目的の一つ。海外には「孤独なグループ」は「つながりの強いグループ」に比べて、死亡率が2~3倍も高いなどの研究論文があるからだ。