浪速風

「半ドン」は懐かしいが…「プレミアムフライデー」にワクワクしないのはなぜか

「半ドン」という言葉は覚えているが、語源は知らなかった。ドンタクは日曜日、休日を意味するオランダ語のZondagに由来し、それが半分なので、かつては土曜日がこう呼ばれていた。子供のころ、午前中で学校が終わり、あとは休み。1日が2倍になったようでうれしかった。

▶半ドンの復活だろうか。来年2月から月末の金曜日を「プレミアムフライデー」にするという。経済産業省と経団連、日本百貨店協会などが推進協議会を設立。午後3時をめどに仕事を終えて退社できるよう企業に呼びかける。買い物や食事などに出かけてもらい、低迷する個人消費を喚起するのが狙いだ。

▶以前、金曜日はスーツを脱いで、くだけた服装で出社をという「カジュアルフライデー」が提唱されたが、定着しなかった。遊べと言われても、しわ寄せで残業時間が増えないか気になるし、なにより先立つものが…。お役所が吹く笛では、子供のようにはワクワクしない。