衝撃事件の核心

男心くすぐるキスやハグ 中国人女性の甘い罠 東京の「追いはぎ」は新橋から発祥の地?湯島に

そして今度は湯島の対策に本腰を入れた。実は湯島は十年以上前から追いはぎがあった街。むしろ「新橋には湯島からののれん分けが進出していたのではないか」(捜査関係者)との指摘もあるほどだ。

あるタクシー運転手も、「男性客と一緒に乗ってきて、新橋から湯島の店まではしごさせる中国人女性もいた」と何らかの関わりをうかがわせる証言もある。

警察と行政の特殊事情を打破

本家を擁する湯島だが、実は繁華街の対策に関して特殊な事情がある。この地区は、飲食店などが密集しネオンが輝く仲町通りの真ん中で、管轄する警察署が上野署と本富士署に分かれるのだ。さらにいえば、この地区は台東区と文京区にまたがる。「通りの左右で対策の足並みがそろわないのは不自然さがあった」と振り返るのは、地元警察署に勤務経験のある警察幹部だ。

そこで7月に初めて開かれたのが、「上野・湯島地区合同盛り場環境浄化キャンペーン」。上野署と本富士署、台東区と文京区の壁を超えようと、両署区が連携してパトロールやパレードを実施。繁華街対策の重点地区として捜査員を投入し、事件でも両署にまたがる捜査本部を設置して捜査するようになったのだ。

警視庁幹部は言う。「繁華街は都内の治安のバロメーター。東京五輪を前に適正なあり方を考え、対策を進めていきたい」

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