原発避難先いじめ

福島からの避難者に「おごり」要求 東京都千代田区の中学

 東京都千代田区の区立中で、原発事故のため福島県から自主避難している生徒が、同学年の3人から「おごって」などと言われ、コンビニなどで計約1万円分をおごらされていたことが、13日わかった。生徒は区教育委員会の調査に「避難者と呼ばれ、みんなにばらすよ、とねだられた」と説明したが、呼んだとされる生徒たちは否定しているという。

 同区教委によると、11月に生徒と母親からの相談を受けて発覚。学校側で生徒と関わりが多かった15人に聞き取り調査をしたところ、3人がコンビニなどでドーナツやジュースをおごらせたことを認めたという。今年夏ごろから複数回とみられ、生徒はおごるために計1万円を家から黙って持ちだしていた。

 区教委の調査に、生徒は「避難者と呼ばれ、みんなにばらすよ、とねだられた」とおごった理由を説明したが、15人は避難者と呼んだことを否定したという。区教委では原因について慎重に調査をし、再発防止に努めるとしている。

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